以前ブログで足の三角アーチを維持することが足トラブルの予防になりますというお話をしました!
足の三角アーチは骨と靱帯と筋肉で構成されていますが、骨と靱帯は鍛えようがありません。しかし、筋肉は鍛え方で三角アーチの崩れを防ぐ重要な要素になります。
今回はその鍛え方の一つ「グー・チョキ・パー体操」をご紹介します。
グーの形(すべての指を足裏に屈曲させます)
チョキの形(親指を反らせます)
パーの形(親指と小指を横に広げます)
ということでそれぞれの形がどの筋肉を使っているかおさらいです。
短母趾屈筋→親指の外転や屈曲・伸展
母趾内転筋→親指の内転
母趾外転筋→親指の外転
短母趾伸筋→親指を反らせる
短趾屈筋→親指以外の4本の指を屈曲・伸展
虫様筋→親指以外の足指を屈曲
足底方形筋→親指以外の足指の屈曲
短趾伸筋→親指以外の足指を反らせる
背側骨間筋→親指以外の足指を閉じる
底側骨間筋→足の中指から小指までの3本の内転・屈曲
短小趾屈筋→小指の屈曲
小趾外転筋→小指を外転と屈曲
小趾対立筋→小指を屈曲・伸展
などなどそれぞれの筋肉が色々な働きをしていますが、親指と小指は独立して動く筋肉があるということはだけ覚えてください。
つまり、グー・チョキ・パーができない人は5本の足指を地面につけて親指と小指を別々にそらす練習をすれば「グー・チョキ・パー」ができるようになるので親指を動かす筋肉、小指を動かす筋肉を意識してがんばってください!
今回ご紹介する「グー・チョキ・パー体操」は親指とその他の指と小指を独立して動かす筋肉の強化になります。しかし、無理しすぎると外反母趾、内反小趾を悪化させるかもしれませんので一日10回を目安に行って下さい。
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