今回は吉村レディースクリニックで行っているそがわ式無痛巻き爪・陥入爪治療の爪囲炎が収まっていく過程でみせた爪の三変化をご説明します。
先ずは大切なことなので結論を赤太字で書いておきます!
どんなに痛くてもバイアスカットはしない!すぐに再発してよけい症状がひどくなります(><)
この方は一度爪棘があらわてきた時、ブログでお話しました。おさらいすると左側が炎症性肉芽になり、痛くてたまらず皮膚科を受診したそうです。そこでは爪母を抜爪する手術を受けたのですが、今度は左側に同様の肉芽が発生しました。しかし、前回の麻酔が死ぬほど痛かったため、紹介で吉村レディースクリニックに来られました。
炎症性肉芽のあるすぐ上の爪側にそがわ式ワイヤーをかけたところ、痛みは即座になくなりました。炎症がまだ残っているので1週間後の来院としました。
1週間後には炎症もすっかり治り、皮膚が枯れてきました。すると前回、爪側だと思っていた位置は爪の前面とわかり、その横に爪側が皮膚から遊離して現れてきました!
そこでその爪側にそがわ式ワイヤー2本目をかけ、炎症もないため、一ヶ月後の来院としました。
一か月に来院した時には爪もかなり伸びてきました。そしてさらに驚くことに前回、爪側だと思っていた位置はまだ本来の爪側ではなく、その奥に本来の爪側がようやく現れてきました。(ゾンデで挟んでいる所)
もう一度、詳しくお話を聞くと、痛くなるとその痛みをとるため、たびたび爪をバイアスカットしていたそうです。そのため、炎症は爪が伸びる度に再発し、爪棘はさらに奥に深く潜っていってたのでしょう。
今回は2本のワイヤーで爪が持ち上がり、本来の爪側が皮膚に潜り込むこともなくやっと正しい 側爪郭 の位置に戻ったきました。
炎症もなく固定したワイヤーもまだ持ちそうなので、爪切とワイヤー補強で処置を終わり、一か月後の来院としました。次回、どのような爪になっているのか、この一ヶ月は爪を労るように爪のお手入れ法を指導しました。
爪を傷つける手術は皮膚科学会でも形成外科学会でも再発率が高く、下手をすれば爪が変形する危険もあるためファーストチョイスではないとHPにまで書いています。しかし、まだまだ手術が行われているのが現状です。
みなさんも手術を勧められたら どんなに痛くても 院長ブログを読んで一度よく考えましょう。
炎症があっても、爪を短く切っていても、親指でなくても、今までの痛みがほとんど処置中も痛みなくすぐに収まる『そがわ式無痛巻き爪・陥入爪ワイヤー法』があります。
この方はワイヤーを除去 して陥入爪治療は卒業になりました!あとはゆっくりと爪がのびるのを待つだけです 。爪のカットだけはくれぐれも深爪をせず、スクエアカットーと指導させていただきました!
まずは巻き爪?陥入爪?と思ったら、お問い合わせフォームから写真を添えてご相談ください。あなたにあった巻き爪ケアをご指導します。
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炎症のある巻き爪や陥入爪は吉村レディースクリニックにご相談下さい
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