当エステの院長が開設している吉村レディースクリニックのそがわ式陥入爪治療の経過をご紹介します!
陥入爪による慢性肉芽が角質化変化を起こしています。痛くなると爪を切らずにご自身で爪を剥いていたので、時には思わぬところまで爪がとれたこともあったそうです!
足爪のカットは爪ニッパーを使ってスクエアカットが安全ですよ~
そがわ式ワイヤーを炎症部分にかけましたが、まだ爪棘は奥深くにありそうです。しかし、これ以上奥の爪側にそがわ式ワイヤーをかけるのは痛みが伴います。残念ながら初回は炎症が収まるのを目的にここまでのアプローチしかできませんでした。しかし、来院された時の足指の痛みはこのワイヤーだけですっかり取れたそうです。
下は1週間後の来院時の写真です。
側爪郭の炎症が収まり、角質化した肉芽が縮んできたので、指皮膚を傷つけている爪棘がはっきりと見えてきました。これでワイヤーは目的の箇所に容易に掛けられます。写真のように側爪郭の爪棘の奥の爪側に2本目のそがわ式ワイヤーをかけました。もちろん、痛みはありません!!
あとはじっくりと爪が伸びるのを待つだけです。
爪が伸びた一ヶ月後、もう肉芽も炎症も起きていません。さらに驚くことに深爪の極みでした。爪横はもっと奥にあったのです!痛くなれば爪をむしっていたそうですね。ゾンデの先に本来の爪側郭が見えています。この爪側がスクエアカットできるように伸びるまであと半年くらいかかりますが、治療は順調にいけばあと2ヶ月でそがわ式ワイヤーを外して終了です。
2ヶ月後、炎症もおさまりました。後は爪切りの際、スクエアカットを意識して深爪にならないように爪ケアをしましょう。
今までは靴が爪に当たると痛くてクロックスしか履けなかったらしいのですが、初回の治療をしてからは普通の靴を履いても痛くなかったとのことです。それならもう大丈夫だろうということで、正しい歩き方とスクエアカットの爪切り指導をしました。あとは爪が自然に矯正されるのをじっくり待つだけです。
痛くなったらその部分の爪をカットするのは根本的な治療ではありません!!
爪を矯正し、爪のカットに注意して、歩き方をかえましょう。再発は格段に少なくなります。
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