梅雨はいやですね!
あんなに暑かった5月ですが6月に入ると各地で梅雨が始まります。外気の湿度が高くなると、人は体の水分を発散させにくくなります。漢方で言うところの「水毒」になりやすい時期です。
免疫力が低下しやすく、体がだるくなり、倦怠感や食欲不振、下痢、むくみ、神経痛、リウマチ、喘息、皮膚病などが悪化します。
梅雨時期に上記のような症状が悪化しやすいタイプは、胃腸の働きが弱く、冷え症で、少食、しかし水太りしやすく、汗をかきやすく、肝機能が悪かったり、疲れやすい人です。
梅雨時期の風邪対策
梅雨時に風邪を引き、そのまま調子が悪くなる人が多いので、なんとなく風邪症状、例えば体が重だるく、食欲が低下したり軟便や下痢気味になるなど胃腸から出てくる人や、梅雨時期の高熱が出ることが少ない風邪で微熱程度が午後から夜にかけて高くなる傾向の人はこの時期注意してください。頭痛や肩の痛みなどが伴う場合も、痛み方は重だるく、鈍い痛みや帽子をかぶったような感じでなんとなく調子が悪い場合は市販の一般的な総合感冒薬より、症状と体質に合った漢方のかぜ薬の方がよいでしょう。漢方をよく知っている薬剤師さんや医師に相談しましょう。
梅雨時期の食中毒対策
食中毒というと、一般的にレストランや旅館などの飲食店での食事が主なものと思いがちです。しかし、毎日食べている家庭の食事でも当然発生しており、ただそれが家庭内のため、公にならないだけの話です。
ただ、家庭での食中毒は症状が軽かったり、発症する人が1人や2人の場合も多く、かぜや寝冷えなどと勘違いされることもたびたびです。
食中毒を起こす菌にはサルモネラ菌、腸管出血性大腸菌O-157、腸炎ビブリオ菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌、毒素原性大腸菌などが挙げられます。
ブドウ球菌、ボツリヌス菌を除けば、多くの細菌は食品を加熱することによって死滅します。夏場は腐らないように加熱するという人は多いのですが、梅雨の時期から食品の加熱は行ってください。それだけでたくさんの食中毒予防が可能です。
食中毒にはサルモネラ菌のように、食品の摂取から下痢、発熱などの症状が出るまでに6~8時間以上もかかる感染増殖タイプとボツリヌス菌のように毒素により食品の摂取から数時間以内に激しい嘔吐症状がでる毒素タイプの2種類があります。
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